虫歯治療

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虫歯について

虫歯の原因は?

虫歯の原因は?

歯の代表的な病気である虫歯は、虫歯菌に感染することで起こります。お口の中の細菌は糖分を栄養として増加していき、プラーク(歯垢)を作り出します。そしてプラークの中で糖分を分解して酸を生成し、その酸によって歯が溶けて虫歯となります。

虫歯の自覚症状は?

虫歯は進行度合いに応じてC1からC4に分類されますが、初期の虫歯ではほとんど自覚症状が現れません。そのまま放っておいても自然に治ることはなく、少しずつ進行していき、最終的に歯を失う結果に繋がる恐れがあります。自覚症状が現れにくい虫歯を早期発見・早期治療するためには、歯科医院で定期メンテナンスを受けることが大事です。痛みやしみなどの症状がなくても、3~4ヶ月に1回程度のペースで通院してお口の健康状態をチェックするようにしましょう。

虫歯の主な症状は?

虫歯が進行するにつれて、次のような症状が現れるようになります。

  • 冷たいものや甘いものがしみる
  • ものを噛むと歯が痛む
  • 食べ物がよく詰まる
  • 何もしていなくてもズキズキと痛む
  • 歯茎が腫れている

など

虫歯の進行

虫歯は進行度合いに応じてC1からC4に分類されます。

C1(エナメル質の虫歯)

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歯の表面(エナメル質)で虫歯が発生した状態です。痛みなどの症状はほとんどありませんが、光沢がなくなり、白く濁って見えるようになります。

C2(象牙質の虫歯)

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エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。冷たいものや、甘いものがしみるようになったり、時々痛みを感じるようになったりします。

C3(歯髄の虫歯)

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象牙質の内側にある、血管と神経が集まった歯髄にまで虫歯が進行した状態です。何もしていなくてもズキズキと痛むようになります。ここまで進行すると神経を取らなくてはいけない場合があります。

C4(歯根の虫歯)

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歯の根っこ(歯根)まで虫歯が進行して、歯の上部分(歯冠)のほとんどが溶けてなくなった状態です。神経が死んでしまっているため痛みは治まりますが、決して虫歯が治ったわけではありません。ここまで進行すると抜歯せざるを得なくなる場合があります。

虫歯の治療

初期なら負担の少ない治療で済みます

C1などの初期の虫歯であれば、フッ素塗布やご自宅での適切なブラッシングといった負担の少ない治療で済むことが多いです。当然、治療費が抑えられ、治療期間も短くて済みますので、定期メンテナンスを受けて早期発見・早期治療を心がけるようにしましょう。

進行すると虫歯を削らなくてはいけません

C2などの中程度の虫歯にまで進行してしまうと、虫歯部分を削る処置が必要になります。削った部分には詰め物(インレー)を入れ、歯を大幅に削った場合には被せ物(クラウン)を被せます。

神経まで達すると…

虫歯が神経まで達すると治療は難しくなり、神経を取る処置が必要になることも。神経を取る(抜髄)すると歯がもろくなってしまいますので、そうなる前にきちんと治療を受けて進行を食い止めるようにしましょう。さらに進行してしまうと、抜歯を検討しなければいけなくなります。